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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「ふてくされた時の過ごし方」

組織で一定の期間働いていると
自分とは相性のよくない上司やメンバーと
同じ職場になったり、
あまり得意ではない仕事を
しなければならなかったりして
仕事がつまらなく感じてしまうことは
誰にでもあると思います。

 

もし、そういう時期が来たら
みなさんはどのように過ごしますか?

 

実は、私にもかつてそのような時期がありました。
その時に、苦しみながらも
改めて発見したことがいくつかありました。


当時の私は、会社の新しい組織体制について
強い不満を感じていました。
もちろん、それ以前に自分なりの意見を述べ
周囲にも働きかけていましたが
結局のところ私の意見が受け入れられることは
ありませんでした。

 

それで私のモチベーションは
ひどくさがってしまいました。

 

会社のために一生懸命はたらいているのが
むなしくなってしまったのです。

そんな風に過ごしていたある日
メインバンクの方からこう言われました。

 

あなたは会社にとって必要な人材です。
だから、今、辞めてはいけません。
遊んでいてもいいから、とにかく会社に残って下さい。

 

そういう風に言われてはじめて

「ああ、そうか。だったら、今
 たっぷりある時間を使って、
    これまでに出来なかったことを
 やってみまよう」

という気持ちに切り替わりました。

 

それからというもの、
自分の興味があった分野の本を読み漁り
普段交流できなかった人会ったり
とにかくいろんなことをやってみました。

 

するとどうでしょう。
不思議と自分の心の中や
周囲の人との関係に少しずつ変化が現れ
事態が良い方向に動き始めていったのです。

 

この経験から私が学んだのは
どうして自分がふてくされているのか
その理由を周囲の方に知らせる大切さです。


日本ではマイナスの感情を表に出すと
大人げないと言われていますが
私は大人らしく振る舞うことが決していいとは思いません。
むしろ、包み隠さず素直に表現することで
周囲の人に本当の気持ちがわかってもらえ
人と対話することによって自分が改めるべき点も
よく見えてくるものです。

 

仕事に一生懸命打ち込んでいればいるほど
壁にぶつかったときは著しく
モチベーションが下がってしまうものです。

 

そんなときには、
辛い気持ちを押し隠したりせず
周囲の人と意見を交わし
ガス抜きをしながら
突破口を見つけるようにしてみて下さい。

 

株式会社ビジネスグランドワークス

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