朝礼で話したくなる人材育成１分間コラム「先行優位」

成功事例を真似することはとても重要な事です。
ただし、これは、組織内での話です。

組織の外、つまり、他社との競争においては
全く意味を成しません。

例えば、ここに今迄になかった新商品があったとします。
この商品がお客様に支持されるかどうかは、いまのところわかりません。
このような場合、他社で販売実績が上がっているのを確かめてから
参入していては遅すぎます。

なぜなら、先行した他社には
売るためのノウハウが蓄積されており
こちらには何もありません。

仮に、参入時点から必死に追いかけたとしても
その差は縮まるどころか開いていく一方でしょう。

それではれば、失敗を恐れずに
思い切って先行すべきではないでしょうか。

運よく成功すればそのまま突き進むべきです。
他社を大きく引き離すことができます。

逆に失敗したとしても、しっかりと反省すれば
その経験は決して無駄にはなりません。
そこから学んだことを他の機会に必ず活かせるからです。

少々失敗してもいいんです。
チャレンジした結果ですから。

チャレンジしない事の方が
大きな機会を損失させているかもしれません。

株式会社ビジネスグランドワークス