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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「自責と他責」

子どもの成績が芳しくなくなぜ勉強しないのか聞いてみました。

「先生の教え方が悪くて、わからない。」

みなさんは、この理由を聞いてどのように感じますか。

「ああ、それじゃ仕方ないね」と感じたでしょうか。それとも「それは理由にならないじゃないかな」と感じたでしょうか。
クラスメートの中には好成績を修めている人がいます。ですから、先生の教え方を理由にあげるのはちょっと違います。

職場でも似たような場面に遭遇することがあります。
上司の指導が悪いから部下がきちんと働いてくれないからなどなど・・・

しかし、どんなに悪い環境下においても良い結果を出す人たちがいます。どんな考え方や行動をとっているのでしょうか。

こういう人たちは、まず
「成績が上がらない理由は自分にある」
と、考えます。つまり、「自責の人」であるということです。そして、その原因をつき止めて次の一手をきちんと打っているのです。

企業はお客様の課題を解決してその見返りとして利益を得ています。
お客様に満足していただけるよう日々、他社と競争をしているのです。
その競争を勝ち抜くためには自分たちがどうすることもできない外部要因を嘆くのではなく自分たちの力で変えていける内部要因に目を向けそれをお客様の立場で考えていく事が大切です。

なんとなく仕事が上手くいかないなと感じた時はちょっと立ち止まって「自分は他責の人になっていないだろうか」「今、自分には何ができるだろうか」と、考えてみてはいかがでしょうか。

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