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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「5つの動機」

人が動く時には
5つの動機があります。

利・理・情・義・志


「利」
つまり、お金です。
これは一番簡単で、
ある意味わかりやすい話です。

しかし、お金で動く人は
往々にして損をしてしまいます。

例えば、特売で安売りをしているからと
売り手に踊らされて買った商品ほど
使いきれずにそのまま放置されたり
処分せざるを得なくなります。

本当に必要な商品だったかという
発想がないからです。

2番目は「理」
動かなければならない理由ということです。

理由がきちんとわかると
人は動くものです。

人に何かをやってもらうと思うときは
社内だけではなくお客様に対しても
取引業者の方に対しても

必ず理由を話すことが大切です。

それが相手に対する親切なのです。

 

そして、「情」
情熱ということです。

人に動いてもらおうと思った時は
その理由とともに
自分の思いや気持ちを、熱く伝えると
相手は真剣に耳を傾け
動き方も違ってきます。

欧米では情熱を示すことは
交渉スキルのひとつになっているくらいです。

日本人は控えめな性格が多いのか
この部分がやや弱いと思います。

 

4番目の「義」
義理、恩義のことです。

私はビジネスで最も重要なのが
この「義」だと思います。

相手の人や組織に義理や恩義を感じると
人は懸命に動きます。
よって、義理を感じてもらえるような
付き合い方が必要です。

 

最後に、これら4つの動機より
さらに人を動かす力が大きいのが
「志」です。

周囲のメンバーを助けたい
組織の役に立ちたい
この国を良くしたい

このような志のある人は
他人から指示されたりしなくても
志に突き動かされるように
進んでいきます。

日本人は昔から
仕事を通じて
誰かに喜んでもらいたい
そんな気持ちが強いように感じます。

そういう意味で
志に根差した経営は
日本企業にこそ
向いていると思います。

あなたの志はなんですか。


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